medical treatment
一般治療

下記以外にも目の病気はたくさんあります。少しでも目に違和感や不安がありましたら、
ご自身では判断されずに早めに医師の診断を仰ぐようにしてください。
【診療科目一覧】
〜診療科目と目の病気について〜

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)
まぶたにある汗腺やまつ毛の根もとの脂腺に、細菌が感染し、まぶたの裏側などが腫れて痛む病気です。治療には目薬や飲み薬を使用し、時には切開排膿する場合もあります。
霰粒腫(さんりゅうしゅ)
まぶたの裏側が腫れますが、通常、痛みやかゆみはありません。まぶたにあるマイボーム腺の出口が詰まり中に分泌物がたまったもので、麦粒腫(ものもらい)と異なり通常細菌感染を伴いません。時には急性炎症を起こし、麦粒腫のように痛みを伴う事もあります。 治療には目薬や飲み薬を使用し、効果が乏しければ切開する場合もあります。

網膜剥離、網膜裂孔
網膜の剥離や裂孔は痛みがないため気付きにくいのですが、前兆として飛蚊症があらわれることがあります。また、網膜の中心部である黄斑部分まで剥がれた場合は急激に視力が低下し、失明に至る恐れもあります。発症初期であればレーザー網膜光凝固術によって進行を食い止めることができます。

糖尿病網膜症
糖尿病の合併症として起きる目の病気です。放置すると視力低下や飛蚊症が起こり、さらには失明に至ることもあります。初期段階では血糖コントロールでの治癒が可能ですが、中〜末期にはレーザー治療や外科手術を行います。

白内障
水晶体が白く濁り、視力が低下する病気です。その他、視界のかすみ・まぶしさ・暗いときと明るいときで見え方が違うなどの症状を引き起こします。 発症は45歳以上に多く、80歳以上の高齢者はほとんどが何らかの形で白内障の症状を引き起こしているといわれていますが、進行の速さには個人差があり、目が見えづらくなるといった症状に至るとは限りません。このため水晶体の白濁そのものは病気ではなく、皮膚のシミや皺などと同じく老化の一環であるという考え方もあります。
緑内障
視神経が損傷することにより視野狭窄、欠損がみられる病気です。日本人の40歳以上の17人に1人の割合で患者がいると推測されています。一般的に眼圧増加による視神経の損傷が原因とされていますが、正常な眼圧でも同様の症状がみられる場合があります。

眼精疲労
目を酷使し続けることにより、眼痛や視界のかすみ・まぶしさ・充血などの目の症状や、頭痛・肩こり・吐き気などの全身症状が現れ、休息や睡眠をとっても十分に回復しえない状態をいいます。

ドライアイ
涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れることによって涙が均等に行きわたらなくなる病気傷です。 主にスマホやPC、テレビ等による目の酷使、冷暖房による空気の乾燥、コンタクトレンズの装着が原因と言われていますが、薬や他の病気(アレルギー性結膜炎や膠原病など)によって症状がでることもあります。

アレルギー性結膜炎(花粉症)
目の表面に花粉などのアレルゲン(アレルギー反応を引き起こす物質)が付着して、結膜に炎症を起こす病気です。 花粉などが原因の、特定の季節にのみ症状があらわれるものを季節性アレルギー性結膜炎といい、一年中症状がみられるものは、通年性アレルギー性結膜炎といいます。

仮性近視(調節緊張症)
近くのものを見続けることなどにより生じる一過性の調節緊張のことを指し、遠くのものがぼやけて見えるといった症状が生じます。 近くのものを見る習慣をやめることで、近視の症状が固定せずに改善することもあります。

飛蚊症
視界に糸くずや黒い影、蚊のようなものが見え、それが動き回ります。 白いものや空を見た場合によく見え、多くの場合加齢により自然発生します。飛蚊症自体は目の機能に問題はないですが、網膜剥離や糖尿病性網膜症の初期症状としてあらわれる事もありますので、眼科の受診が必要です。

流行性角結膜炎
ウイルスで起こる急性の結膜炎のことで「はやり目」ともいわれ、伝染力が強く、学校伝染病の一つにもなっています。 1~2週間程度の潜伏期の後発症し、結膜炎+角膜炎を起こすため、角結膜炎とも呼ばれます。 充血やひどい眼脂(めやに)、まぶたの腫れや視力低下の症状が現れ、症状が治まるまでは約2~3週間かかります。 ひどい場合はまぶたの裏の結膜に白い膜ができ、眼球の白目に癒着をおこす事があります。

加齢黄斑変性症
加齢によって黄斑(眼の網膜中心部にある光を感じる感度の一番高い部位)に傷害が生じ、視界のゆがみや視力障害が起こる病気です。物のゆがみを初期症状として自覚し、また急に視力が低下する場合も多くみられます。 黄斑部に病気が限局していれば通常見えない部分は中心部だけですが、網膜剥離や大きな出血が起きればさらに広い範囲で見えにくくなります。

老視
老眼とも呼ばれる目の障害の一つますが、老視が正式名称です。 40代から60代にかけて発生する障害で、加齢により水晶体を調節する毛様体の筋力が衰え、これにより水晶体の弾性が失われて調節力が弱まりその結果ピントの合う距離範囲が小さくなります。 老視は一般的に近くにあるものが見えなくなると思われがちですが、実際は調節できる範囲が小さくなります。そのため通常時でピントの合う範囲は普通に見えますが、 調節を必要とする範囲は見えづらくなります。
【特別診療科目】
〜視能訓練士の診療内容〜

視能矯正・集団健診視機能スクリーニング・リハビリ
視能矯正や検診業務、視力低下者のリハビリ指導を行います
視能訓練士は眼科における専門検査員として、小さいお子さまからお年寄りまで幅広い世代の方々の目の健康を守るお手伝いをさせていただきます。 近視・遠視・乱視などの屈折検査や、眼鏡・コンタクトレンズの処方、白内障や緑内障などの眼疾患の検査も行っています。 また、両眼視機能異常を持つ斜視や弱視の視機能訓練や治療などの必要な検査も行っています。
contact lens
眼鏡・コンタクトレンズ


まずは視力低下の原因を
視力が落ちてきたときはすぐに眼鏡やコンタクトレンズを作らず、まずは目に病気がないか眼科の検査を受けることが大切です。一時的に視力を補っても、視力低下の原因が病気である場合は、知らず知らずのうちに病気が進行してしまう可能性があります。
あなたの目に適した製品で
眼科での検査・診察を受けずに目に合っていないコンタクトレンズの使用は目の充血や痛み、違和感といったトラブルを引き起こします。正しく使うためにアドバイスや提案をいたします。
